こんな日もあるかな。
昨夜、娘が階段の中ほどから、転がり落ちました。
階段の登り降りも上手になったものの、まだまだ危なっかしいのは、分かっていたのに。
いつもは、下からついていっていたのに。ここの所、上手になったからと安心感から、気を許していた。
娘は、小さな壊れたおもちゃをボンドで直して貰おうと、主人のところへ行こうとしていた。
いつも「おとうさーん」と呼びながら、階段を登るので、主人は、階段の上で待っていたけど。
私は、洗濯物を部屋干し中。
ごろごろという鈍い音を聞いて、心臓が止まるかと思った。
幸い娘は、耳のあたりを少し腫らす程度の怪我で済んだけど、自分が楽をするために目を離したこと。
どんなに後悔しても、階段から落ちた事実は、もう無くならない。
階段から落ちてから、30分ほと抱いていたら、娘は落ち着き、また遊びだした。
夜、後悔の念と、あのごろごろという鈍い音が耳に残り、なかなか寝付けず、やっと少し寝れたと思ったら。
どこからか、「はーはー」とか「うーー」とか聞こえる。
そこには、布団から半分以上出た状態で「腰が痛い」とのたうち回る主人。
「どうしたの?」と聞いても「腰が痛い。はーはー、うーうー。」としか言わない主人。
どうしたらいいかわからず、「救急車よぶ?」「救急外来にいく?」ときいても首を横に振るばかり。
そのうちに、ただならぬ雰囲気に娘も起きてしまい、ぐずる。
寝かせようとしても、となりで、「うーうー、はーはー。」言っているから、寝てくれず、身動きが取れない私。
途方に暮れていると、あまりの痛みにトイレで少し戻したようで、やっと、救急外来に行く事を了承。
すっかり目が覚めてしまった娘を着替えさせて、私もとりあえず、急いで着替えて支度を済ませる。
主人と娘を車に乗せて、一番近い病院へ。
午前4時半。
道路には、もう車が結構走っている。
朝早くから、働いている人が多いことに驚きながら、眠いので気をつけて運転する。
10分程で到着。
一人で車から降りて、受け付けの人に診察してもらえるか、確認して車に戻ると、
「なんか治ってきた」という主人。
「はぁー?」と思いつつ、
「受け付け済ませてきたから、とりあえず診察受けてきて」と伝えると
車から降りて、スタスタと歩いていく主人。
あのー。受付の人に「腰が痛くてのたうち回っているんです。」と伝えたんだけど‥‥。
その姿に眠気と疲れで少し頭にくる。
車を駐車場に止めて、娘に朝ごはんにパンを食べさせる。
今日は、健康診断を予定していて、昨日の夜9時から何も食べずに我慢していたけど、4時間ほどしか寝てない娘を保育園に行かせる訳にもいかず、健康診断をキャンセルするしかないと思い、娘と一緒にパンを食べる。
食べ物を口にしたことで、スタスタと歩いて行った主人への怒りも収まり、娘と二人、救急外来の待合室へ。
常連らしいおじいさんが寝ている以外、患者は、主人しかおらず、CTとかエコーなど丁寧に診察してもらい、診断結果は、「尿管結石」。
あの、「はーはー。うーうー。」も大げさだったわけではなかったようです。
会計を済ませて帰る頃には、朝の7時半。
出勤時間じゃん。
すっかり元通りの主人と車の中で寝てしまった娘を連れて、自宅へ。
ゴミ出しと保育園へ欠席の連絡を入れて、健康診断をいつにするか、カレンダーを眺めつつ、寝て起きたら、もう昼でした。
とりあえず、主人の病気も大した事がなくて良かったけど、予定も狂い、ただただ疲れました。
なんて日だ!って言いたいけど、娘の件に関しては、自分の中の慢心が招いたものなので、そこは反省しつつ、こんな日もあるかなと。